オデッセイIT奨学金 奨学生からのレター

第4期奨学生からのレター

2010年の8月(夏組み)にノルウェーに出発した今川さんからレターが届きました

株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ様へ

日本に帰国してから、早いもので3カ月ほどが過ぎました。振り返ると、2010年の7月上旬に、同じ留学先の仲間とノルウェーの空港に着いたときに、「エアコンないの!?」と思ったことは良い思い出です。また、帰国した頃は、東日本大震災の影響で節電中だったので、エアコンのない国から戻った久しぶりの日本の夏は、ことのほか蒸し暑く感じました。しばらくは日本の環境や習慣に身体がなじめず苦労しました。例を挙げると、「毎日、湯船につかる」「食事中の箸の扱い方」「学校や街中の空気や景観」等々です。帰国して改めて、日本は日本で、“独自のもの”が多数あることに気づきました。

また、留学前の目標としていた、“人間として、より成長する”については、見知らぬ土地での生活を通して、社交性やコミュニケーション能力などのレベルアップが図れたと思います。
なかでも、初対面の方や年上の方々とも構えずに話せるようになった点は、自身でも進歩のほどを実感しています。ノルウェーの人々はもちろん、ほかのAFS留学生や現地で知り合った外国人留学生など、異なる国や文化のなかで、人との交流を通して自分の考えや知識を蓄えることができ、とても実りの多い1年間でした。

それと、こうした目標以外に心に決めていたことがありました。それは、「帰国後のことは忘れて、1年間を思いっきり遊んで暮らす」ということです。留学前は、学校での勉強や部活に加え、将来設計などの問題が山積みでストレスに悩まされていました。そんな折に、1年間の高校留学の話を聞き、「1年を楽しんで、リフレッシュしてこよう!」と思ったのです。今考えると、“甘いなぁ・・・”と思えますが、日本とは異なる環境で過ごした1年は、語学面を除けば苦労やストレスとは無縁の生活でしたし、国や人種を超えた友人や仲間も多数でき、“1年前とは本当に自分は変わったな”と思っています。今回の高校留学で得た経験や知識、そしてホストファミリーや学校、地域の友人たちとの思い出は一生の宝物です。

帰国後もメールやFacebookでやり取りしたり、お互いの国のモノを送りあうなど、さまざまなかたちで交流しています。また、AFSで高校留学したほかの生徒の友人が今度日本に遊びに来るので、近いうちに会う予定です。こうして、留学後も「続く友情」をたくさん築けたことは、本当に素晴らしいことだと思うし、自分でもとても驚いています。

このような素晴らしい高校留学も、ホストファミリーやホストスクール、留学先の地域の方々や現地のAFS、日本のAFSなど、多くの人の協力がなければ経験することができなかったでしょう。今回の高校留学に協力してくださったすべての方々に、この場を借りて感謝いたします。今回の機会をくださったAFSの方々、そして支援してくださったオデッセイコミュニケーションズ様、本当にありがとうございました。

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