オデッセイIT奨学金 奨学生からのレター

第6期奨学生からのレター

2016年の2月(冬組)にチリに出発した鳥山さんからレターが届きました

SER APERRADO EN CHILE


チリに来て、あっという間に6カ月が経ちました。
この半年間で私は、“人の優しさ”に気づけました。人は、頼っても怒らない、むしろ喜んでくれる。人は、何の魅力もない私を好きでいてくれて、人は、本当の親でもないのにたくさんの愛情を注いでくれる。そんな数々の人の優しさを、身をもって知りました。
留学当初、スペイン語が話せなかった私といても楽しいはずがないのに、そばにいてくれて、赤ちゃんレベルの語学力で話しかけても、笑顔で話をしてくれました。また、自分の感情を抑えきれず学校で号泣してしまったときも、「私たちはずっとそばにいるから」「みんなあやのこと大好きなんだよ」と友達に言ってもらえたことで、さらに号泣してしまったことも…。“一人じゃない”ということを、いつも実感しています。

これは、チリ人だから優しいというのではなく、日本人も絶対に優しいはずで、今まではそのことを知るチャンスが少なかっただけなんだと思います。留学中は、嫌でも誰かを頼らないと生きていけないので、自分1人では何もできないからこそ気づけたことだと思います。
最初の頃は、“自分1人では絶対に何もできない”が前提となるのは辛かったですが、人に頼る練習をすることで、今では「できない」と言えるようになりました。そして、「できない」と言うことは逃げることではなく、周りの人に可愛がってもらえるチャンスなんだと、考えられるようになりました。

こちらでの生活は日本とは何もかもが違います。ホストファミリーは、お父さん、お母さん1つ上の姉と妹、弟の5人家族。基本的に1人で外出することは許されなくて、お母さんやお父さんが送り迎えをしてくれます。その一方で、週末にはパーティーがあって夜遅くまで友達と踊ったり、はしゃいだり…。
学校は、カラフルな街並みがユネスコの世界遺産になっているバルパライソ(チリ中部にある街)にある私立高校に通っていて、仲の良い友達2人と一緒に過ごすことが多いです。写真は、カトリックの学校ならではの行事の「サンパトリックの日」の様子と、3人でチリ南部にあるプエルモントというところに旅行したときのもの。
チリは、南米のなかでは南米の雰囲気がない国と言われていますが、それでも毎日、驚きと発見を繰り返しながら暮らしています。

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