オデッセイIT奨学金 奨学生からのレター

第6期奨学生からのレター

2016年の9月(夏組)にイタリアに出発した柳さんからレターが届きました

イタリアでの5カ月間 ~折り返し地点を迎えて~


現在私は、北部ミラノに近い町、レニャーノ(Legnano)で、父母、1つ上の兄(今はAFSでノルウェーに留学中)、同い年のホストシスター、10歳の弟と暮らしています。留学生活が折り返し地点を迎えた今、私がイタリアに来て感じたことなどを書きたいと思います。

私は1人っ子で、最初は兄弟という存在をどう捉えたらいいかわかりませんでしたが、兄弟2人とも自然に私を受け入れてくれ、最初はそれほど戸惑わずに済みました。しかし、だんだんとホストシスターと話す機会が少なくなり、ホストペアレンツとの関係にも悩むようになりました。その状況を変えるきっかけになったのは、ホストファミリーとの本音の対話でした。それまではAFSのボランティアの方が間に立ってくださることも多かったのですが、“これではいけない”と思い、ファミリーに自分の考えや悩みを打ち明け、また、彼らの意見も聞いて、お互いに溜め込んでいたものを吐き出すことができました。
この経験を経て、私は自分の考えをきちんと主張することの重要さを学び、本当の『家族』としての一歩を新たに踏み出すことができたように思います。

学校生活では、私はこちらの芸術高校に通っています。学校での友人との出会いは、私にとって特別なものになりました。彼らは、それぞれ自分の考えを持ち、互いに主張し合い、相手の意見に対して正直に返答することが多いです。これは、相手の意見をしっかりと聞いているからできること。私が意見を言った時も、留学生だからと特別扱いせず、意見を汲んで一緒に考えてくれます。先生も同じです。このような人たちとの関わり方を、私はとても魅力的に感じています。
また、放課後は、姉弟が通っているジム(体操)に週2日行っています。そこでは、1つのグループにさまざまな年齢の子がいます。昨年の12月には発表会にも参加しました。

この留学の機会を与えてくださったすべての方々、また支えてくれるホストファミリー、AFSのボランティアの方々に感謝し、残りの5カ月を悔いの残らないよう、存分に学び体験し成長したいと思っています。

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