2019年7月28日(日)~7月31日(水)(現地時間)、米国ニューヨークの開催会場『ニューヨーク マリオット・マーキス タイムズスクエア』で「MOS/ACA世界学生大会 2019」決勝戦が開催されました。
その結果、ACA日本代表の小林紗雪さん(埼玉コンピュータ&医療事務専門学校 クリエイター科 イラストレーターコース 2年)がACA世界学生大会2019で世界第10位となりました。5年ぶりの10位入賞です。5年前の約2倍の参加者の中で健闘しました。
MOS日本代表は、ワード日本代表 福田さん(実践女子大学 3年)が、ワード2016部門で第23位、エクセル日本代表 井野さん(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 6年)が、エクセル2013部門で第7位となりました。
第7回目となる今大会は世界65か国から延べ20万4千人を超す学生が参加しました。決勝戦に進出した26か国50人の各国代表は、非営利団体の「NABU(ナブ)」の課題(インスタにアップする画像・メールバナー・ポストカードの3点を8時間で制作)に取り組みました。
3年ぶりの日本代表 小林さんは第10位に入賞しました。
「日本代表」という肩書きを背負っての決勝戦出場でしたが、「いつもやっていること以上のことはできない」と考えて、あくまで普段と同じ姿勢で制作に取り組むことを意識しました。
今年の課題が例年出されるポスター制作でなく、「インスタグラムに投稿する画像、電子メールバナー、ポストカード」の3点でと聞いて少し驚きましたが、とにかくクライアントの制作指示に従うことと、いつも通り自分の作品を作ることに集中しました。
クライアントのロゴやフォント、カラー、画像処理の指示は、自分が考えていたよりも詳細に決められていました。指示と異なった部分が無いように細心の注意を払いました。これからデザインの仕事に携わる上で、これらは非常に良い、貴重な経験になりました。
「もっとこうすればよかった」という反省はいくらでもありますが、悔いのない作品制作ができたと思います。
順位発表前に他の学生の素敵なイラストや力強いキャッチコピーが描かれた作品を見て、「こんなやり方や考え方があったのか」という沢山の発見があると同時に、「こんなに多彩な技術・センスを持つ学生が多数集まる中、入賞は無理だろう」と諦めかけていました。だからこそ表彰式で10位入賞の発表を受けた時は、大きな驚きと喜びを感じました。少し時間が経った今も、ACAに参加した50名という多数の学生の中で10位という順位を付けていただいたことを、とても嬉しく思っております。
一般投票1位 Nguyen Thanh (ベトナム)
今大会は世界119か国延べ151万7千人を超す学生がエントリーし、決勝戦へと勝ち上がった53か国169人の各国代表精鋭と日本代表は、ワード、エクセルの決勝戦専用の試験に挑みました。昨年来、決勝戦試験はかなり難しくなっており、ワード日本代表 福田さん(実践女子大学 3年)が、ワード2016部門で第23位、エクセル日本代表 井野さん(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 6年)が、エクセル2013部門で第7位という結果でした。
プレッシャーから解放されたと同時に、もっと準備できたのではないかという悔しい気持ちでいっぱいです。たくさんの方々に応援していただき、背中を押していただいたのに、よい結果が報告できず、とても残念です。入賞は果たせませんでしたが、初めて海外に行く私にとっては、何もかもが新鮮で、日本ではできないような経験をたくさんさせていただきました。年齢の近い海外の方と、同じ目的を持って、同じ場所に一斉に集うということはあまりないと思います。交流をし、親睦を深め、世界中に友達ができました。あの時、一歩踏み出していなければ、こんなにも素晴らしい経験をすることはなかったと思います。勇気を出して挑戦した自分を褒めてあげたい!このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。「世界大会出場」の事実は、今後の私の人生においてとても自信につながるものと思います。世界という舞台で感じたこと、学んだことを大切にして、今後も色々なことにチャレンジしていきます。
海外選手との交流にあたり、ACA代表の小林さんに3人お揃いの名刺を作ってもらい、歓迎レセプションなどで、積極的に話しかけて活用しました。SNS、特にインスタグラムは多くの学生が利用していたのでアカウントを交換するのも今後のつながりが持てます。
来年はカリフォルニアのディズニーランドということで、とても羨ましいです。できれば私が行きたかった(泣)。試験のことで頭がいっぱいで、ディズニーのことなんて考えている余裕もないかもしれませんが、せっかくの機会なので十分に楽しんできてください!来年の日本代表のご活躍を祈っています。
今回日本代表として決勝戦を経験してみて、たくさんのことを学ぶことができ、貴重な経験をすることができました。決勝戦では、緊張や焦りを感じてしまい、いつもどおりに操作ができなかったこともあり、まだまだ力不足だと感じました。ただ操作ができるだけでは不十分で操作や機能で実現できることを一つ一つ理解しながら進めていくことが重要です。自分なりに決勝戦に向けて精一杯勉強してきたつもりでしたが、結果には結びつかず悔しさと今まで応援してくださった方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからはこの経験を生かして、さらにいろいろなことに挑戦していけたらと思います。 決勝戦ではどうしても緊張するので、落ち着いてミスをしないよう気をつけてください。関数の対策を重点的にするのも必須です。ひとつひとつの操作を理解するだけでなく、様々な応用方法を自分で考えて実際に操作する練習を重ねるといいと思います。問題数はかなり多く、決勝戦中に深く考えている暇はないので、わからない問題は飛ばして先に進んでいくことも大事です。50分で解くには多すぎる問題量なので、時間の使い方もとても重要です。自分の悔いの残らないよう、(来年の日本代表の方は)上位目指して頑張ってください。応援しています。
1位 Adrian Boier (ルーマニア)
2位 Pou Leng Ho (マカオ)
3位 Aryan Trehan (インド)
1位 Li-Ting Wang (台湾)
2位 Pak Ming Yip (香港)
3位 Hoi Chon Tam (マカオ)
1位 Mihaela Florea (ルーマニア)
2位 Kitithat Khemsom (タイ)
3位 Tarik Džambić (ボスニア・ヘルツェゴビナ)
1位 Chi Kin Che (マカオ)
2位 Fariz Firdausi (アメリカ)
3位 Anh Tran Hoang (ベトナム)
1位 Seth Maddox (アメリカ)
2位 Ondrej Cach (チェコ共和国)
3位 Adrian Muntean (ルーマニア)
1位 Kyriakos Chatziefthymiadis (ギリシャ)
2位 Ana Marija Atanasovka (北マケドニア共和国)
3位 Ashlyn Dumaw (アメリカ)
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