

かつてこの国は、世界中から「奇跡」と言われたことがあった。
戦後の復興に始まり、高度経済成長からバブル経済に至るまでの途方もないエネルギーの発露。それが伝説と言われ始めて久しい失われた十余年の中で、あの3月11日の東日本大震災・大津波そして世界に恥ずべき原発事故が起こった。
目の前に展開する想像を絶する映像の数々に我々は思わず息をのみ、立ち竦んだ。しかし、伝え聞く第二次大戦後の国土全てが焼野原になった時でさえ、この国は多くの起業家の力を原動力として復活を果たした。
今回の大災害は、その破壊力の凄さと放射能の長期災害が続くとはいえ、依然この第二次大戦後の事態よりは打つ手だても多い。またこれに比べれば日本のGDPの数%が失われた現状下、放射能の脅威にさらされているとは言え、中枢の東京圏は基本的に無傷であり、さらに多くの企業・事業所の集中する東海・関西・中国・四国・九州は全く被害が無く健全な状況だ。
怯え、立ち竦み、自粛し、目の前の問題から逃避することからは何も生まれない。
起業家というのは、問題があれば何とかその解決する手立てを考え、必要なリスクを取り、常に勇猛果敢に事態に挑み、問題を解決し結果を出し、世の中にその仕事を評価される存在である。
大きな変革にこの国が根本的な在り様を問われている今、会社を興すことは又とない機会でもある。何をしたいのかを自分自身で見極めて、先達の経験に学び、単に考え議論するだけではなく、一歩実行へ踏み出そう。夢はたちまち歩き出す。
今こそ、意志あるところ、道はあなたの目の前にあるのだ。
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