丸の内起業塾
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日本を起こせ

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1980年代前半、日本が米国はじめ世界中からJapan as #1ともてはやされた時期があった。 当時の日本経済力の勢いは米国を丸ごと買ってしまうとすら揶揄されたほど得意の絶頂にあり、それがバブルの始まりで消えゆく蝋燭の最後の輝きであったと今我々の 多くは感じ始めてているのではないか?日本は今後復活するのか? 失われた20年を経て、世界最速の老齢大国化した日本に再度輝くチャンスはあるのか? それともかつての 大国ギリシャ・ローマ(イタリア)・スペイン・ポルトガル、それに最近のBrexitで大揺れの英国等に倣い、国力を失い静かな衰退に向かって行くのだろうか?

無力化し、羊のように野心を失い、人口減少の渦中にある若者たち、地方から大都市へ益々深刻化し社会インフラが回るのも困難になる極端な人手不足と少子高齢化、全般に質の劣化が著しい政治家・役人・大企業経営者。気が付けば一人当たりのGDPは世界25位で殆どの欧米先進諸国の後塵を拝し、女性管理職比率は世界96位、国際的英語力のTOEFLの点数はOECD33か国最下位で最近はアジアでもカンボジアと同順位で主要国中最下位、世界大企業ランキングに名前を連ねる日本企業はほんの数社、かつて世界2位だった学術論文数は6位に落ち、新規開業率は欧米の半分の5%程度、移民比率も欧米の20%程度に比し日本は1-2%と一桁少ない。

これで子や孫の世代が親の世代よりも夢を持ち安定した豊かな生活水準は享受できるのだろうか? そこにもし多くの専門家が警告する東南海や首都圏巨大地震・大津波・再度の原発事故が襲った場合日本は立ち上がれるだろうか?

平成も終わりつつある今、かつての日本の起業家精神と輝きは、戦後のパイオニア達が築いた多くの巨大企業からは、もはやほとんど感じ取ることはできない。やがては、日本企業の中での本格的新陳代謝・新旧交代が始まるのか、それともこのまま既存企業と共に日本は共倒れなのか?希望を見るとすれば、日本人・外国人を問わず、地に足の着いた斬新なアイデアと実行力を兼ね備えた20代を中心とする若く優秀な起業家が次々と社会を大きく変える新技術やサービスで事業を起こし規模を拡大し、多岐にわたる様々な分野で新しい成長産業を創り出し始めており、それに呼応するエンジェルやベンチャーキャピタルの投資資金も意識の高い大手企業や機関投資家も含めてここ20年来最大の規模に達しつつある。

未だ本家米国のシリコンバレーには及びもつかぬが、やっと日本でも一定のベンチャーエコシステムが初めて形成され始めた。これら新興企業のいくつかが  やがてはソフトバンク、楽天、日本電産、ユニクロのような起業家精神溢れる巨大規模の事業になり、 旧来型大企業にとって代わり始めるとき、日本の本当の復活が始まる。今日本に必要なのはこうした起業ブームを一過性ではなく、経済成長の流れに構造的に組み込み、勢いを増して、優れたベンチャー起業家や、組織に依存しない自立した独立自営業者の数を大きく増やすことだ。

優れた起業家に年齢も学歴も性別も国籍も一切関係ない。

起業家とは常に自立し誰からの庇護も求めず、計算されたリスクをとり、勇猛果敢に事態に挑み事業を成長させ、新たな価値を創り出し問題を解決し結果を出し、世の中にその仕事を評価される生き方を取る人々を指す。大きな世界的な時代のうねりにこの国が根本的な在り様を問われている今、会社を興すことは又とない機会でもある。

今こそ、意志あるところ、道はあなたの目の前にある。

新たに第11期を迎え300名の卒塾生を擁さんとする丸の内起業塾。 既に国内外で活躍の場を益々広げている多くの自立した先輩卒塾生起業家に加わり、
さあ、あなたも今会社を起こしませんか?

2019年春

丸の内起業塾塾長 須賀 等

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