仕事をしていくと、どんどん世界が広がるように見えて、実はあまり変化がない日々を過ごす人が多いのではないかと自身の経験からも、周囲を見ていても思っていました。 職場関係者、取引先、昔からの友人、仕事に向き合い続ける分だけ同じ人たちと過ごす時間が増えていき、新たな接点が生まれない。
そんなことを思っているなかで1冊の本に出会いました。リンダ・グラットン著『WORK SHIFT』です。2025年の働き方が変わる、この一冊には私が日頃感じていたことを言語化し、興奮させてくれるポイントが詰まっていました。
私自身はこれまで2度転職をしてきましたが、日本社会において誰もが転職するわけではなく、むしろまだまだ日本では転職のハードルは高いのが現実です。大企業に優秀な人材が留まりやすいなかで、転職とは違ったかたちで新たな社外との接点を、他流試合の機会を作っていけないか、自身で転職支援などを行うなかで考えていました。そんな考えをこの本が支えてくれました。
ビザスクは、1時間から誰もが自分の知見を活用して活躍できるプラットフォームです。組織にいながらにして、1時間だけ誰かのために、でも真剣に互いにコミットする機会は、相手にとってだけではなく、自分自身にとっても新たな学びを得られる時間になります。
日本でも、「働き方改革」や「副業解禁」が急速に議論されるようになってきました。1度に複数社で活躍することが一般化するにはまだ時間がかかるかもしれませんが、誰もが社外接点をうまく活用しながら、活き活きと活躍する、そんな新しい働き方がもっと広がっていくといいなと思っています。
“仕事に向き合うことで、世界は広がっていく−−。” いま、自分自身が外部接点を活用することでそう感じられているように、誰もがそのように思える仕事環境、そして時代を創っていきたいと思います。
120%
教育など、短期的にはお金を生まないが重要なものへの取り組みや支援。
スポットコンサルのアドバイザー実施後に、「自身のキャリアを振り返るきっかけになった」
「自分の価値を再確認できた」等のコメントをいただけると、本当に嬉しくなります。
家族
幼少期は「ごみ収集車の運転手」だったが、高校生頃からは海外に興味があったため商社マン。
何でも構わないが、必死に何かに打ち込む経験と自分で考える力。
いつでも仕事に向き合える環境を作ってくれるもの。
まだわかりませんが、全力で楽しんでやることかな?と思います。
家族とゆっくり過ごす。
『WORK SHIFT(ワーク・シフト)』[リンダ・グラットン 著 / プレジデント社]
これは、現職に飛び込んだきっかけの本。最近は、本に関する勉強会をやったりしています。
まずは言われたことをやってみる素直さ。そしてそのなかから考えて試行錯誤していく力
インターン経験に関わらず、真剣に考えて自らアクションを起こした経験が、他者との差別になると思います。
いろいろな情報から、自分がやることの先の世界を想像していくと、広がりを感じて楽しめるのではないかと思います。
自分の考えを持って動いて周囲に翻弄されすぎないこと。その一方で、他者からのフィードバックをしっかりと活かしていくことが大事だと思います。
1988年東京生まれ。2011年に早稲田大学卒業後、住友商事に入社。化学品部隊で無機化学品の輸出入や、中国・東南アジアを中心とした市場開拓に従事。2013年11月、株式会社トライアンフに転職。20代向けキャリア・転職支援事業の立ち上げや、日本オフィス立ち上げ期の外資系製薬メーカーに常駐したかたちでの中途採用支援等を行った後、2015年7月に株式会社ビザスクに参画。当初は事業開発、現在は採用および人事と広報を担当。