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リレーエッセイ Vol.46 原正紀さん

人の一生には多くの機会があり、それを活かして転機とした人が充実した人生を築けるのではないでしょうか。イチロー選手のように小さいときから夢を持ち、それに対する努力を積み上げて、とんでもない世界にいってしまう人もいます。

でも、私は特に強い願望を持っていたわけではなく、平均的な青年期を過ごしました。「人生に遅すぎるということはない」という言葉の通り、私自身のキャリア開発は遅咲きでしょうね。

漠然と「将来は自分の会社を持ちたい」と思ったのは、20代後半くらいからです。でもすぐに会社を飛び出して起業するというほどの自信もなく、目の前の仕事に没頭する日々でした。思いが強くなったのは30代半ばに、じっくり自分のキャリアを考えたときです。そこからいくつかの機会と遭遇することができました。

キャリア開発に関する新規事業に関われたこと、ジョブカフェという国の事業に参加できたこと、高知大学との出会いで客員教授となったこと、知人の経営者達から仕事を任されたこと、政府の委員を頼まれたこと・・・。
ひとり産学官連携のようなめまぐるしい状態ですが、こんな経験はなかなかできない。世の中のことがよくわかるようになったというか、視野が一気に広がりました。

夢であった自分の会社を立ち上げてからは「人財」の分野で、仲間と共に世の中に価値を提供することを目標に仕事をしています。経営は楽ではありませんが、やりがいのある仕事に対して本気で働くことができるのは、とても幸せなことで、日々刺激を感じて働いています。幸せというのは目標の達成以上に、そのプロセスで感じる充実感にあるものです。

仕事にまつわる10問アンケート

  1. 今の仕事が好きですか?

    好きだし、最近では使命に近いかなと思いつつあります。

  2. 一生困らないほどのお金が手に入ったら、仕事以外にやりたいことは?

    一杯あるけど、仕事以上にのめり込めるものは、現状ではないかもしれません。

  3. 仕事で、"鳥肌が立つほど感動した"ことがありますか?
    それはどんなときですか?

    ありますが、苦境の方が記憶に残っています。
    一番感動しているのは「今の仕事」と言いたいですね。

  4. 仕事より大切なものは?

    自分の人生、周囲の人の人生。クオリティ・オブ・ライフです。

  5. 子供の頃になりたかった職業は?

    探偵、というよりシャーロック・ホームズになりたかった。

  6. あなたの子供に、仕事のためにどのようなことを身につけさせたいですか?
    (※子供をお持ちでない方は、いると仮定してお答え願います)

    どんなときも自分なりに目標を持ち、それに対して努力できること。

  7. あなたの仕事にとってコンピュータとは?

    最大最強のツール、仕事の友。

  8. 仕事で成功するために、もっとも大切なことは?

    努力の継続。気力の継続。

  9. いま、1時間だけ自由な時間があったら、何をしたいですか?

    いいワインといいチーズを味わうこと。1時間くらいの自由はいつでも取っていますが。

  10. 最近読んだ本で、仕事に役立ったのは?

    『いい会社をつくりましょう』
    [塚越寛 著/文屋]

株式会社クオリティ・オブ・ライフ
代表取締役社長 原正紀(はら・まさのり)

【Profile】

早稲田大学法学部卒業後、リクルートを経て新時代の人財ビジネス(株)クオリティ・オブ・ライフを設立。1,500人を超える経営者と面談して実践的な“人財経営”を追求している。他の活動はジョブカフェ・サポートセンター代表、高知大学客員教授(キャリア論)、中小企業診断士、ITコーディネーター、市場化テスト専門委員(内閣府)、主な著書は『採用氷河期』(日本経済新聞出版社)、『5×2の法則』(同友館)など。

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